朝...。執事の和巳が起こしに来る。

「お嬢様。起きてください。遅刻しますよ。」

しかし。朝に弱いのだよ。私は

「んー、あとも〜ちょっと...」

「お嬢様。7:30ですよ。起きてください。」

うるさいなぁー

、、、。え、ナンテイッタ?7:30??


ガバッ!!---

「やっと起きられましたか。
おはようございます。お嬢様。」

「なんで、もっと早く起こしてくれなかったの?和巳!」

「私は何度も起こしましたけど。」

髪をブラッシングしながら、和巳が言う。

「起きないお嬢様が、お悪いのです。」

だって。眠いんだもん!

「はい。結び終わりましたよ。着替えて、下に降りてきてくださいね。時間がありませんから。」

「ハイハイ。」

「ハイは1回ですよ。」

「も〜。うーるーさーい!」

「はい、お早めにお着替えくださいね。」

そういうと、部屋を出ていった。
和巳...お早めにをワザと強調したわね。

着替え終わり、下に降りると、

「遅いですよ。ほら。朝食をお食べくださいね。
先程から、お坊ちゃまもお待ちになられてますから。」

「な...!和巳!お坊ちゃまいうな!」

「お坊ちゃまですもの。」

「龍凰でいい。何度も言った。」

「お兄ちゃんおはよぉー。」

「おうっ!おはよう。凰華」

「シスコン」

ボソッと和巳が言う。

「ぬぁんだと!和巳!俺に向かって言っていいのか?」

「はい。私がお仕えしているのは、凰華お嬢様ですからね。」

朝からうるさいなー。ん、うまい😋さすが、和巳ね。
もう食べ終わったのだけど。

「お嬢様。食べ終わりましたか?では行きましょう。」

こうして、私の不自由な1日は始まる。