「ね、爽くんとの同居、1ヶ月くらいだから、お願いできない?」

「うーん…ちょっと、考えさせて」

「考えるって、明日の10時に新幹線乗るけど…?」

「明日まで考えさせて!」

「あ、そう…それなら良いけど。まあゆっくり考えてね」

「うん。じゃあ」

……………………どうしよう。

もうとにかくそれに尽きる。
よし、落ち着け、落ち着くんだ私。

深呼吸深呼吸…。

よし、落ち着いた。考えよう。

…どうしよう。

あああ、どうしよう!?
だいたい若葉くんと知り合いだったとか、今日突然言われてもね!?

いや突然って言いだしたらなにもかも唐突すぎてもっと前以て言ってくれればよかったんじゃないのとか思い出すからもう言わないけど!