涼介side



「涼ちゃん、その人大丈夫かい?」

「ん〜、とりあえず今日のとこは帰るわ。また来る!」


「はいよ、ビール一口代は要らんからね〜!」

「おばちゃんありがとー!」



にしても…しゃちょー軽すぎ。
ちゃんと食ってんのかな。



「しゃちょー…?まだ酔い覚めへん?」


たった一口であのしゃちょーをここまで変えるとは…面白い発見。



「ん…小鳥遊ぃ………」


……やば。

酔いのせいか、目がうるうるして上目遣いで見てくる。


「そこらの子より可愛いって何……」



僕が入社したのは、まぁ自分でも最低と思うけどしゃちょーんとこは美女率すんごい高かったから。

入社した時は見渡す限りの美女たちでうはうはだったのは今でもいい思い出。