ッ!ォィ!オイ!



ぅぅぅぅ、、誰かの声が聞こえる

目を開くと、そこにはあのイケメンさんがいた

「お前大丈夫か?」

心配そうに眉を下げた顔が凄く可愛いかった


「私、どうしたんですか?」

「拒否権ねぇからって言ったら、過呼吸になってぶっ倒れた。」

最悪。しかもよりによって、イケメンさんの前でなんて。過剰反応して、過呼吸起こすとか、
もう、慣れてるはずなのになぁ



「すみませんでした!イケメンさんの前であんな姿を見せてしまって。」

「はっ?誰がイケメンさんっていう名前だって言った?
俺の名前は 成瀬 誠也。ちなみに高三だから、お前より一つ年上だ。覚えとけよ、これから彼氏になるやつの名前だぞ」

「私、断ったはずですが?」

「今は、まだ彼女じゃないが、どうせすぐなるに決まってる。
俺を誰だと思ってんだ」

、、ただのナルシストに決まってるでしょ

「あん?!誰がナルシストだぁ?」

、、エスパー?!!

「ちなみに、エスパーでもねぇぞ。さっきから口に出てんだよ!ふざけてんのかぁ?!」

「ひゃぁーー
ご、ご、ごめんなさい!」

こ、怖いよー!
怖すぎて、もうこれ以上いられないよー!

屋上へ続く階段を駆け下りると誰かにぶつかった

今度は何ー!?