そのあと、食べ過ぎたあたしは気持ちが悪くなって、その場を後にした。 部屋に入ると、あたしの体内はぐちゃぐちゃな気がして、立っていられなくて、前のめりに倒れた。 しかし、力強い手があたしを支えた。 「なっちゃん、平気?」 ほんのり赤い頬。 きっと優花に飲まされたんだ。 あたしはいつの間にか、隼人くんの腕の中にいた。 さっきまで怒ってたじゃん。 「なっちゃん、俺・・・」 .