突然のことだった。



『いかないっ。部活なんていかないっ。』と真紀が頑なに言い張って、教室から動かなかったたのは、新入部員が入部して3ヶ月後の7月のことだった。



あたしは相変わらず毎夜、三人に夕食を作りに行き、隼人くんと下校していた。



真紀は相変わらず、啓太くんとデートとかしていて、仲良くしていた。



しばらくすると、隼人くんが教室に入ってきた。



「なっちゃん。五十嵐さんが待ってるよ。今日はお別れ会なのに、」



あたしはすぐに隼人くんを連れて、教室から出た。



隼人くんなら何か知ってるかも・・・!






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