よかった… 色々とリセット出来たみたいだ。 桜河ならきっと、あとは自分で何とかするよね。 「…まぁ、一応ありがとな。」 小さくそう言って、私の頭をぐちゃぐちゃに撫で回す桜河。 可愛い。照れてやんの。 乱れた髪の毛で見えないけど… 多分今、頬を赤らめてるんでしょ。 お見通しだっつーの。 「もう、照れちゃって。 桜ちゃんったらぁ〜。」 「…シバくぞ。」 「すんまへん。」 前言撤回。 やっぱり可愛くない。