「今日はほとんどオフみたいなものだし、夜も洗濯くらいしかやることないけど……」










私はそこまで言って、隣にいる柊吾の顔をちらりと見た。


すると、私の視線に気づいた彼もこちらに視線を移した。









「行っておいで。

…でも、あんまり遅くならないようにね。」








行かない方がいいかなとも思ったけど、優しく笑った彼の言葉に甘えることにする。











「ありがとう、柊吾。

帰ったら柊吾の部屋に寄るね。」







「うん、待ってる。」










優しく私の頭を撫でる柊吾に、胸がキュウっとなった。