「同級生!?後輩!?」





「桜ちゃんは年上が好きっぽいかも…」










興奮気味にそう尋ねる葵斗と、何かを探るような咲花。

そんな二人に桜河は呆れたように、小さくため息をつく。









「質問はひとつだろ?

ほら、次。」






「よっしゃあ!

相手が誰か絶対桜河に吐かせる!」









そう意気込んでカードを引いた葵斗は、すぐさま落胆。




葵斗の手元のカードの数字は6。

何とも中途半端な数字だ。




1番大きな数字を引いたのは柊吾、小さい数字はまたも桜河だった。