「で?」 「え?な、なにが?」 「冴木先輩とよ!詳しく聞かせてもらうわよ!」 確かに、昨日と今日とで話が急すぎて ついていけない。 「華ちゃん・・・私、もうすぐ死ぬのかな」 「はぁ!?何言ってんのよあんた!?」 ほっぺをつねっても痛くなかったし 現実であることは分かった それでも実感が全くないのである。