「ちょ、ちょっと!どーゆー状況よ!!」
「は、華ちゃん・・・っ静かに・・・っ」
華ちゃんはテンションがとても高くなっていた
それで声が大きくてクラス中には
華ちゃんの声が響き渡っていた。
でも・・・そりゃあ、そうだよね・・・
あんなに有名な冴木先輩と
どこの誰かも分からないような女が
一緒に登校してたら・・・
みんなびっくりしちゃうよね
女子からの視線が痛かったな・・・
昨日、あの後の事
「えっ・・・ほ、本気ですか?」
自分が告白したくせに
変なことを聞いているのは自分で分かっている
それくらい、先輩の言葉が理解できなかった。