その後

三崎から矢橋倖が甘いものが好きだと言う情報を得て

俺達はプレゼント向けの菓子を探すべく、店をまわった



……不思議な事に


自分の事、学校での事……

普段なら話せないような内容の話も
今日はすんなり話せて


ずっと知りたいと思っていた
三崎のプライベートについても聞くことができた


三崎も珍しく自分から色々話してくれて
思いのほか会話が弾んで


俺はそれが嬉しくて



楽しくて



ずっと、この時間が続けばいいって思った



けど、時間は無情に過ぎていく

それが楽しいと思う時間なら尚更、早く感じる