「それは恋だな笑

お前はその大切な人とやらに恋してるんだ

もしかしてだけど
その大切な人って安藤翔って名前?」

「え、なんで名前知ってんの...」

そう聞くとお兄ちゃんは、

微笑みながら正面にある

写真たての横を指さしていた

見たことの無い手紙2つあった

【黒瀬先輩へ
安藤翔より】

【虹華へ
安藤翔より】

「お兄ちゃん...
これ...」

そう言うとお兄ちゃんは
ゆっくり頷いた