虹華side

安藤くんは

図星をつかれた様な顔をしていた

「何そんなに沈んでんの?
普通に素の自分で学校行けば良いだけじゃん」

「私もそう思うけど」

私も2人と同じ意見だ

「もし何かあったら私達が守るから」

「お前ら3人揃って良い奴だな」

そう言って微笑んでくれた

「私ね、虹が大好きなんだ」

「うん、みんな知ってると思うけど?」

「え、なんで?」

「虹華ね、いつも空見て虹探してんだよ?
え、無意識?」

「うん、無意識」

「それ、結構な重症だぞ」