「虹華!来たのね。
お兄ちゃんはこっちよ」

「お母さん、おはよう」

「おはよう笑」



「ここよ」

連れてこられた先にお父さんが見えた

「虹華、おはよう」

「おはよう、お父さん」



「お兄ちゃん、何寝てんの
もうお昼だよ?早く起きなさいよ」

いつも通り寝てるみたい

いつもと違うのは
頬や腕他にも色んなところに怪我が
ある事

「なんで、なんでお兄ちゃん...グスッ」

「虹華、悪いが透の傍にいてやっててくれ
お父さんとお母さん1回家に帰ってくるから」

「うん、分かった。
二人とも寝てないんでしょ?
しっかり休んでから来てね
お兄ちゃんが起きた時に倒れてたら意味ないから」

「ありがとう、虹華」