「あれ絶対告白だよね」

「遥もそう思う?」

「うん、絶対そうだよ」

「だよね
何であんなお兄ちゃんってモテるんだろ」

「透君はカッコイイし優しいし何でも出来るから
じゃない??」

「妹の私にはわかんないや」


「悪ぃ!俺の分食ってねぇだろうな」

「食べてないよ!」

「なら、よし。」

「告白だったの?」

「遥はほんとに生意気だなぁ」

「うるさいなー!どーなのよ!」

「はいはい、うるさいうるさい遥は
これでも食べてなさい」

そう言ってお兄ちゃんは卵焼きを
遥の口に突っ込んだ

「ふぉこっちょんじゅち」

「ん?なんだって?」

2人のやり取りが面白くて
大爆笑してしまった

「はぁ、死ぬかと思った
虹華何笑ってんの!透くんお怒ってよ!」

「お兄ちゃん!いいぞ!もっとやれ!」

「黒瀬兄妹怖いわぁ」

『えへ、それほどでもー』