「ねぇ、あんた何してんの?」

まだ、幼さの残る少年の声だ。
そちらを向くと、全身黒の服。俺と同じように
フードを被ってるが、俺とは違い顔は隠れているから、表情がわからない。

誰?と聞くと誰でもいいじゃんとそいつは
言った。…殺し屋?いや少し違う。

「…もしかしてさぁ、成田 宗介サン?」

そう、そいつは言った。

は?何で知ってるんだ?仲間にしか本名は
言ってない。そう伝え、それとあいつらの仲間かどうかを聞いた。

すると、不愉快そうな声で
一緒にしないでよ。と言った。