変なTシャツ

恋愛(実話)

aoichan./著
変なTシャツ
作品番号
1569183
最終更新
2019/09/04
総文字数
718
ページ数
7ページ
ステータス
未完結
PV数
37
いいね数
0





とってもとっても好きだったから、もっと早く手放した方が良かったのかもしれない。

私の好きは終わりの見えない執着だったし、抜け出せない迷路をただ一人で彷徨い続けてるみたいだった。

たとえ足が痛くなっても息が苦しくなっても壁を壊して外の空気を吸おうとはせず、私はここで死ぬんだなと諦めて座り込むような恋愛だった。

いつか出口が見つかるかもしれないと重い足取りで進んではみるものの、毎度のこと彼に一瞬の期待をしてはそんな希望を持った自分にうんざりしていた。

あんな恋愛でお互いを高められるわけがない。私は失うべき人を失ったんだ。何も悲しいことじゃない。
あらすじ
残ったのはコンセントみたいな柄の、変なTシャツ

この作品のキーワード

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop