-夏休みが始まる少し前の事。
「わたし、龍一が好き」
「でも俺」
「七宝が好きなんだよね。
知ってる。
だから、龍一と付き合いたいとかそういうんじゃなくて…、ただこれからも友だちとしてソバにいたいだけ」
「俺ね、七宝が好きだけど、付き合いたいわけじゃないんだ。
七宝のソバにいれる事が幸せ。
七宝が幸せなら俺も幸せ。
だからさ、将来、七宝が幸せになったら、俺もいい人を見つけて幸せになる。
もしその時もまだ俺の事が好きだったら、付き合わないか?」
予想もしていなかった事に、涼香のテンションは上がった。
「約束ね」
小指を重ね、指切りげんまんをする。
まだ、未来はわからないけれど、みんな、幸せになればいいなと思っている。
「わたし、龍一が好き」
「でも俺」
「七宝が好きなんだよね。
知ってる。
だから、龍一と付き合いたいとかそういうんじゃなくて…、ただこれからも友だちとしてソバにいたいだけ」
「俺ね、七宝が好きだけど、付き合いたいわけじゃないんだ。
七宝のソバにいれる事が幸せ。
七宝が幸せなら俺も幸せ。
だからさ、将来、七宝が幸せになったら、俺もいい人を見つけて幸せになる。
もしその時もまだ俺の事が好きだったら、付き合わないか?」
予想もしていなかった事に、涼香のテンションは上がった。
「約束ね」
小指を重ね、指切りげんまんをする。
まだ、未来はわからないけれど、みんな、幸せになればいいなと思っている。