「おっは~ん。蒼海」
学校に着いて、教室に入るなり鞠が駆け寄って来た。
「鞠、おはよ~」
とあたしも挨拶する。
鞠は高校に入ってすぐに出来た友達。
入学初日から鞠の印象はすごかった。
「H中学から来ました。仲越 鞠です。柴咲 コウに憧れて前髪はパッツンにしてます。男に媚びる女、女に媚びる男、大っ嫌いです。まともな人、友達になってね。
一年間、宜しく~」
この自己紹介にクラス中が静まり返った…
【すごいハッキリした子!】みんながそう思ったに違いない。
担任までもが
「え~、つ…次は中田か」
と驚きを隠せない様だった。
そんな雰囲気をよそに鞠は隣の机に座ってるあたしに
「そんな訳だから、宜しくね!」
と手を振った。
学校に着いて、教室に入るなり鞠が駆け寄って来た。
「鞠、おはよ~」
とあたしも挨拶する。
鞠は高校に入ってすぐに出来た友達。
入学初日から鞠の印象はすごかった。
「H中学から来ました。仲越 鞠です。柴咲 コウに憧れて前髪はパッツンにしてます。男に媚びる女、女に媚びる男、大っ嫌いです。まともな人、友達になってね。
一年間、宜しく~」
この自己紹介にクラス中が静まり返った…
【すごいハッキリした子!】みんながそう思ったに違いない。
担任までもが
「え~、つ…次は中田か」
と驚きを隠せない様だった。
そんな雰囲気をよそに鞠は隣の机に座ってるあたしに
「そんな訳だから、宜しくね!」
と手を振った。