「鞠…。有難うっ。ムリはしてないよ。好きな人のものを好きになるのは楽しい! 話が合うとすごく幸せな気持ちになるんだ」 「そっかぁ。なら良かった。それならあたしはこれからも蒼海の事を応援するよ。 さぁ、後夜祭が始まっちゃったよ。行こっ」 そう言って仲越さんは、蒼海の手を引っ張り走って行った。