♪♪~君が笑うと嬉しくて…先が見えなくても構わない~♪♪ 「んっ…」 カチッ カーテンの隙間から入る朝の光を浴びて、あたしは彼の好きなアーティストが歌う曲が流れるケータイのアラームを止める。 そして、彼の好きなアーティストの曲を大音量で聴きながら、彼の大好きな芸能人の様に強めに髪を巻く。 これがあたしの毎朝の日課。