私はバイト先に向かっていた。
総合は地域を調べてレポートを作る課題が出された。
他の教科もあとで困らないようにして授業を聞いて
放課後だった。
「こんにちは~」
私のバイトは大型スーパーの子供が預けられるとこのスタッフ。
面接に行ったとき、無理な年齢なのに家の事情を
理解してもらって働かせてもらってる。
「紗矢ちゃん!今日もきたね」
5つ上の大学生スタッフの石原さん。
保育士になりたいらしくて大学の保育科に行ってるらしい。
大人っぽくてこんなとこに向いてないような気もする。
私は更衣室で制服から着替えてエプロンをした。
小さい子の相手をするのはもう慣れてきた。
「紗矢ちゃん♪仕事だってさ♪」
石原さんがはいってきていたずらっぽくいう。
「はい!!」
私は返事をして更衣室を出た。