「学校には行けなくてもいい、俺はこの生活に満足してる」

「でもな、親の責任もあるんだ」

「いきなりなに言ってるんだよ。
いままで4年間俺たちをほうっておいたくせに。
再婚するって言ってんだろ」


「ったく・・・お前は人の心が読めるのか」

あきれながら父さんが言う。

「読めるわけないだろ。
でも分かるさ。
再婚すれば、俺たちは学校に行けるし、父さんはいえに変えると後妻がいる。
それが父さんの幸せなんだろ??」

「その通りだ。」

「でも俺はいやだな。
父さんと暮らすのはまだ許せるけどな」