「とうさんな、再婚するとか言ってるんだ」

さ、、、再婚!!??

「なんで?」

こんなこと聞いて、おにいちゃんがわかるはずはない。
でも私は好奇心に負けてしまった。

「なんかかあさんよりも必要とする人なんだってさ」

おにいちゃんは呆れ顔で言った。

「そうなんだ。。。。」

私はびっくりという言葉以外思いつかなかった。

まさかおとうさんが再婚するなんて。。。。

「それで、とうさんは再婚する予定の人と俺たちと4人で暮らしたいそうだ」

なんかおとうさんってわがまま・・・・?

そう思ってしまった。

「紗矢、どうする?」

おにいちゃんが真剣な顔で言うから私は緊張してしまった。