プルルルルッ。。。
電話が鳴って、私は現実に引き戻された。
「はい。篠原です」
「紗矢か?」
おとうさん!?
「おとうさん・・・・?」
私は聞いた。
「ああ。隼人は?」
おとうさんは私に言った。
「お兄ちゃんはまだ仕事いってるよ。あっ帰ってきた。」
お兄ちゃんが帰ってきた。
「ただいま~電話?」
お兄ちゃんは私に言った。
「おかえりおにいちゃん。」
私は言った。
「隼人に替わってくれないか?」
おとうさんは言った。
「おにいちゃん。おとうさん」
「はっ!?父さん!?」
お兄ちゃんは小声で言った。