誠はAB型だからか少し同い年の男子とは変わっていて、送ってくる文章や服、絵のセンスは独特だった。

そんな誠が私はずっと好きだった。
でもこれは恋愛感情は全くなく
友達として、人としての好きという意味だ。

女子と話すのが苦手な誠が
なぜか私とは親しく話してくれた。
当時、誠の中の私は普通の女子よりも上だと
思っていたからなおさらそう思っていたのかもしれない。