この言葉はそのまま俺達の心の中に残っている。
__________今の幹部5人とサクラさんは、中学からの付き合いで気づけば常に一緒につるんでいた。
中学二年の春になれば、リョウガとサクラさんは付き合い始めた。この頃から今までずっと愛し合っているのは変わらない。
中学二年の冬になれば、皆でふざけ合いながらクリスマスをした。
中学三年の春になれば、俺たち5人は幹部の補佐に任命された。この時実力がようやく認められたのだと実感した俺達。先代は、いつもの様に乱暴に頭を撫で、
「『Sapphire』はお前達の力がないと成り立たない。だから、頼むぞ。」
そう言ってくれた。俺は、もっと『Sapphire』の力になろうと、あらゆるパソコン技術を学んだ。
…そして、中学三年の冬。あの日を迎える。