「次は僕ねぇ〜!僕は南千尋(みなみちひろ)だよ〜!チヒロって呼んでね〜。好きな物は甘いお菓子!あと、クラスも一緒だよぉ〜いっぱい話せるね〜!」
橙ふわふわ髪を揺らしながらハイテンションで話す彼は私より身長が低い。男って言うよりまさしく"男の子"だなって思った。すると突然、
「じゃあ、次は俺やなぁ〜」
と耳元で声が聞こえ、咄嗟に上段回し蹴りを繰り出したもののすんでのところで避けられた。
「おぉ〜、綺麗な蹴りやなぁ…まぁまぁそんな怖い顔せんといて、綺麗な顔が台無しやで」
いちいち変態チックなこのアッシュグレーパーマ髪の関西弁男は、へらりと目の笑っていない笑みを浮かべながらそう言った。
「俺の名前は皇冬馬(すめらぎとうま)、2年。好物は可愛ええ女の子、いつでも大歓迎やからよろしゅうな〜」
橙ふわふわ髪を揺らしながらハイテンションで話す彼は私より身長が低い。男って言うよりまさしく"男の子"だなって思った。すると突然、
「じゃあ、次は俺やなぁ〜」
と耳元で声が聞こえ、咄嗟に上段回し蹴りを繰り出したもののすんでのところで避けられた。
「おぉ〜、綺麗な蹴りやなぁ…まぁまぁそんな怖い顔せんといて、綺麗な顔が台無しやで」
いちいち変態チックなこのアッシュグレーパーマ髪の関西弁男は、へらりと目の笑っていない笑みを浮かべながらそう言った。
「俺の名前は皇冬馬(すめらぎとうま)、2年。好物は可愛ええ女の子、いつでも大歓迎やからよろしゅうな〜」