ながれゆく日常ー。
そういえば今日は体育がある。
いやだな、男子の視線はどこにいても苦手になのに、、、
あ!彼がみてる。
大丈夫かな?変じゃないかな?
風に吹かれた髪をそっと整える。
持久走は苦手だ。
短距離も苦手だけど…。
まだ、君は私のことみてる??
怖いけど、そっと視線を君に向ける。
ふー。
みてないかー。
さみしいようでかなしいようで。
また、君の横顔に、、
静かに思いを寄せる…。
「ねー、だれみてんのー??」
友人が私に話しかける。
私は「ないしょ」といまはいう。
ごめんね。いまはまだいえない…。
今日はいつもと違う予感
人々はいつもと同じ行動
君はどうかな?
そっと君に視線を向ける。
…
あ!こっち見た!
君は視線を向け、やがて私のほうに足を向ける。。
浮かれた気分とは、裏腹に、
はじめの言葉は少しとげとげしく、、
「なあ、何見てんの?」
ちょっと怖い言い方。
わたしはとっさに
「寝癖がちょっとあるよ」
という。ごまかせたかな?
「ほんと?ありがとう!」
といい、そっと後ろ手に髪を整える。
わたしはこの時の彼のくっしゃっとした笑顔をきっと一生忘れない…。
彼との非日常は今日はこれだけ、
進歩?それとも後退?
その答えはまだ出ない…