「やめてほしい?」


もう、話すのも怖くて…
頷くしかできなかった。


「分かった、やめるよ…なんて、
言うわけねぇだろ?」


男達は大きくうるさいくらいに笑う。


「そんなに震えなくて良いんだよ?
すぐに気持ち良くなるから…」


私の震える手を片手で掴んだと思えば
もう片方の手で器用にブラウスのボタンを
外していく。


「めんどくせぇ服だなぁ…
おい、カッターとか持ってるか?」


え…カッター…?