数個のリングが付いている指で手首を
掴まれた私は身動きが取れなくなった。


「離して…」


「最初に付いて来てたら優しくして
あげてたのに…
最後まで断るから…ねぇ?」


「俺らと気持ちいいコト、しよう?」


「ヤダ…離して…!やだ!」


「おい、肩掴め。裏でやろーぜ」


「はい!」


後輩なんだろうか…
金髪の男は、他の男に指示して私を見て
笑った。


「お姉さん、今から抵抗したら
分かってるよね?」