その声も頭に響いて痛くて、
体も熱くて頷く事しか出来なかった。


私にシートベルトを着けてくれて
先生は運転席に座って運転し始めた。


運転中、酔ったら気分が悪くなると思い
目を瞑っていた私。


そんな私に信号で止まっては
おでこに触れたり、手首に触れてくれたり


咳き込むと
「大丈夫?辛いね…もう少しだからね」
って言ってくれたこと


体が怠くて先生にお礼も言えなかった
けど凄くドキドキしたよ。