ーー…


「うん…そう」


「うん、え?そんな事して大丈夫な訳?」


「あぁ、うん。俺から電話はした。
え?うん…うん、校長ね?オッケー。
ありがと、頼りになった。じゃあ、また」


誰かの声がして目が覚めた。


「ん…」


おでこには冷えピタが貼られていて
ヒンヤリして気持ちがいい。


って…私…なんで…


死ぬつもりだったのに…
消えたかったのにっ…


瀬川先生があんな人だとは思えなくて
信じられなくて、もう苦しくて。