「いらない!!食べたくない!
早くどっか行ってよ!もう…行ってよ…」


「ご飯、置いとくからね。
陽奈の好きなパスタだからね」


「っ…も…放って…おいて…よ…」


ご飯なんて…要らないよ…


目から溢れる涙が口に入ってしょっぱい。


お母さんも、敵なんだ。
私の居場所なんてここに無いんだ…


「誰か…助けてよ…」


「…っ…せがわ…せんせ…」


「助けてよ…も…やだ…」


瀬川先生なんて…呼んでも変わらないよ…
だって、私も女子生徒の内の一人なんだから


特別な扱いなんてされる訳無いんだよ…