「本当ごめん…
俺、職員会議で遅れちゃって」


「でもっ…先生はすぐに来てくれた…」


先生が居ないとあの後…


「何でか分からない…
先生以外…怖くてっ、たまらない…」


孝と2人きりになっていたら、なんて
考えたくもない…


「俺がいつでも守ってあげる」


「え…?」


そんなカッコイイこと…言わないでよ。


「さっきみたいに怖がってたらすぐに
かけつけるから。
守るから…これから自分を追い込む事
だけはしないで」