「ダメ!触らないで!」


「っ…!?」


慌てて手を破片から遠ざける。


「あ、ごめんね?
そこ、丁度尖ってるから。危ないと思って…
俺がやるから、座ってて」


「や、でも」


そんな…
こんな事、先生にやらせれないよ。


手のひら切ってるんだから…


「ほら、俺が花瓶落としたって事にして
内緒にしてあげるから。早く」


私のした事…黙ってくれて、、


「ありがとうございます…」


「うん、それに女の子にこんな事
させられないしね。」