破片が後もう少しで私の手首を切る、
そんな時に先生が勢いよく近づいて来て。


先生が破片を掴んだせいで、先生の手のひら
には小さな切り傷ができていた。


「陽奈?傷、付けてないな!?
切れてないよな!?」


嘘…、でしょ…
そんな…ありえない…どうしよう


待って…本当にどうしよ…
先生を傷付けた、手のひらを少し切らせた。


私…なんて事してるの…