「やめない…
もう誰にも迷惑をかけたくない…
だから消えるの」


「もう…心も体も…限界なの」


「……っ……やめろ……」


先生に向けていた破片を、再び
自分の腕に当てた。


せっかく先生が包帯巻いてくれたけど…
やっぱりこんなもの必要ない。


ーー今度こそ…
沢山、血が出る所を…


「やめろっ‼︎」


「キャッ!?」


「……痛ッ……」


う、そ、…
嘘…まって…


え……わ、私…