先生の"大丈夫"は、漢字じゃなくて平仮名って
勝手に頭で変換される…


そんな事が感じられるくらい優しくて。
他の大人と全然違う。


「せんせ…せんせっ…」


私はゆっくり起き上がって先生に助けを求めた。横になっていたら先生の顔が見えづらくて不安
だったから…。


それと同時に先生はベッドに腰掛けて
私の体を抱き締めてくれた。


「ん…だいじょーぶ…だいじょーぶ…」


「うぅ…ん…ヒック…ん…」