「自分でやってて、俺
おまえ何様だよって思ったよ」

「私は検診を受けてる気分になった」





「あ、顎トンならどうかな」

「顎クイと何が違うの?」

「えーと、手の上に顎のせてもらって
机とか肩でもいいらしいけど…」


片手を彼に差し出す


「こう?」

「…なんか微妙
顎をのせるその姿が可愛い!きゅんきゅんする!って口コミだったけど」

「…これはどうかと思う
犬猫じゃないんだから」


確かに犬とか猫が
頭とか顔のせてきたらかわいいと思うけど


人間の、それも大の大人がやると
なんかこれじゃない感がやばい


「普通にほっぺた触られた方がときめく。」


「えーと…
顎クイ顎トンは二次元、犬猫だから許されるっと…」