「そっか、でも秋君のおかげで
つづりが元気になってるならなによりだよ」
久しぶりにひなと一緒にお昼を食べてる
最近の出来事を話すと
ひなは少し安心したように呟いた
「でもね、最近思うんだ
…秋鳴に迷惑かけてるんじゃないかって」
「どうして?」
「だって、寂しいとか構ってもらいたいとか
そういう自分勝手な理由で
秋鳴の時間奪ってるから」
もうあれから一ヶ月近く経つ
そろそろ秋鳴離れをしようと思ってる
随分長い時間甘えてしまった
でもおかげで今はもう大分
失恋の傷が癒えてきて
冬馬との事を過去の思い出にする事が出来てきた
だから
「秋君、そんな風に思ってないよ
だってー…」
「?だって?」
「…なんでもない」
…?
はっとした顔で口許を押さえるひな
口が滑ったと言わんばかりに
そんなひなを不思議な顔で見返す
「…とにかく、秋鳴にもういいよって言おうと思って」
「…。そっか
うん。つづりがそうしたいならそれが一番だよ」
どことなくひなは複雑そうだったけど
それでも笑って頷いてくれた
つづりが元気になってるならなによりだよ」
久しぶりにひなと一緒にお昼を食べてる
最近の出来事を話すと
ひなは少し安心したように呟いた
「でもね、最近思うんだ
…秋鳴に迷惑かけてるんじゃないかって」
「どうして?」
「だって、寂しいとか構ってもらいたいとか
そういう自分勝手な理由で
秋鳴の時間奪ってるから」
もうあれから一ヶ月近く経つ
そろそろ秋鳴離れをしようと思ってる
随分長い時間甘えてしまった
でもおかげで今はもう大分
失恋の傷が癒えてきて
冬馬との事を過去の思い出にする事が出来てきた
だから
「秋君、そんな風に思ってないよ
だってー…」
「?だって?」
「…なんでもない」
…?
はっとした顔で口許を押さえるひな
口が滑ったと言わんばかりに
そんなひなを不思議な顔で見返す
「…とにかく、秋鳴にもういいよって言おうと思って」
「…。そっか
うん。つづりがそうしたいならそれが一番だよ」
どことなくひなは複雑そうだったけど
それでも笑って頷いてくれた