「…あれ?買い物って自分のじゃないの?
女性向けのお店だよ?ここ」


やってきたのは女性向けのアクセサリーショップ


「プレゼント
選ぶのめんどいから、お前連れてきた」

「へぇ
秋鳴、プレゼントとかあげたりするんだ」


少し意外
あんまりそういったことに頓着するタイプには見えなかったから


まあ、友達を大事にすることはいいことだし


ただ

…友達のプレゼントにしては随分…


「…秋鳴。ここお高いお店ですよ」

「こんなもんだろ
アクセ類だし」

「いやいや、もっとお財布に優しいお店もあるよ」


店の前に置いてある
ショーケースの中に飾られたアクセサリーについてる値札は
どれも中々にいい値段


私でも無理すれば買えなくはないけど…

…いや、それでもやっぱり高いな