「うわー」

さすが南第三高校。人がたくさんいる。

私は思わず走ってしまった。


「ん?」

何かが私に当たった。
見上げると、背の高い男子だった。



「走ったら危ないから走るなよ」

と言って私の頭をなでて、どこかに行ってしまった。
かなりかっこよかったようなきがする。
しかもどうして頭をなでていったのだろうか。




「ほら、占い当たってるよ?」

「これは出会いじゃないよ!注意されただけだから」

でも、ちょっと気になる自分が居た―――

でも今はそんな時間はない。

私はとりあえず、自分の教室

1-3へ向かった―――――