「え?何が欲しいか?」


「うん」


「えー?そーだなー…飴欲しい!」


「え?飴?」


「なんか今きゅーに食べたくなっちゃって!」


「や、そーゆーのじゃなくて」


「違うの〜?え、どーゆーの!?」


「…雪、もうすぐ誕生日じゃん。だから、何欲しいのかなって、思って?」


「…っ///れ、蓮くんから貰えるものならなんでも嬉しい!」


「えー、なんかないの?」


「うん!ほんとに!なんでも!!!」


「コピー用紙とか買ってくるよ?」


「えっ、…ま、まあ、蓮くんがくれるなら…?」


「ははっ、まあさすがにコピー用紙は買わないけどさ、ほんとに無いの?」


「うん!…あ!お揃いのもの、欲しい!」


「お揃いのもの?」


「うん!」


「わ、わかった…考えとく…」


「やったあ!!」


「じゃあ次、はい!」


「5ー!」


「2…」


「やったー!えーとじゃあさっきの続きで…」


と、私が蓮くんの元カノの話をしようとすると…


ピーンポーン…ピーンポーン…


「誰か来た…ちょっと出てくるから雪は待ってて」


「はーい」


しばらく蓮くんのお部屋で待ってるけど…