「ごめんね瑞、変なの来て」


「何だよ変なのってー」



さっきから、男子達が後ろをついてくる。


あたしはとりあえず「いいよ」と言った。





二人でデート じゃないの???





「あ、瑞この指輪可愛いよ」



「!・・・ホントだ!」



屋台で開かれた小さな雑貨屋さん。



見るとたくさんの可愛い指輪とかがあった。


「・・・300円だ。安いね」



「だねぇ」



「買ってあげるよ」




え、うそうそ



「ホント??」



「うん、記念にね」