「ミズ~、康介君呼んでらっしゃい」


「えぇ??何で!今日康介んち親いるじゃん!!」



「久々に皆で食べたいなって思ったのよ」



何でこんな時に・・・!!



はっきり言うと、

気まずすぎるから康介とはあんまり会いたくないんだ。




・・・だって怒られたあとだよ・・・??




でも母さんの頼みを断れるわけもなくて、


渋々菅谷家に向かった。




ピンポーン



「はーい」


よかった、康介じゃない。

小母さんだ。

「あ、ミズですけど」


「あらミズちゃん久しぶり~」


「お久しぶりです。

・・・あの、今日母さんが小母さん達も誘って皆で食べようって・・・」



「あら、嬉しい。」



小母さんは屈託のない笑顔を見せると、

「スグ準備して行くからちょっと待っててって伝えといてね~」

と家の中に消えた。