「・・・、」



「わ、康介??」



いきなり康介があたしの前に立った。


大槻君が不思議そうに首を傾げてから、


「おお、」と少し驚いたように目を開いた。



「あんた昨日の人だ」



「噂の転入生、はサボリ癖があるみたいだな」



「康介!」




何喧嘩売ってんの!??



しかも二人は知り合いみたい・・・??




「酷い言い様だなぁ。

ちょっと休んでただけだよ」


「3日間もか?」



「康介!!」


「黙ってろ」


いつもより何倍も低い声のトーンでそう言われ、

あたしは口をつむった。