「お邪魔しましたー」



「あら、もう帰るの。

 じゃあ気をつけてね~」


夕飯を食べ終えて少しあたしの部屋で

暇つぶしに少女漫画を読み漁ってから

康介は帰っていった。



「ちょっと瑞、あんた康介君になんかしたの??」

「してないよ!

今日学校に行って階段から落ちかけたとこを

助けてもらっただけで・・・・」


「そうなの!あぶないねー。

 お礼言ってないんじゃないの?」

「言ったし」


かなりしつこい母さんに少しキレ気味で言うと、

諦めたように片づけを始めた。





意味わかんないのこっちなんですけど。