「…そーなんだ…」


「それで、男子とかにもお前顔しか価値ねーんだからアザできたらいる意味ねーなとか言われて、一緒にいじめられて、誰も、味方がいなかったんだって。」


「谷家くんは…??」


そんなに酷いいじめだったんなら、谷家くんは、気づくんじゃ…??



「谷家くん?」


ふわりの取り巻きが不思議そうに聞いてきた。


おっと、言葉足らずだった…


「谷家くんは、幼なじみだったんでしょう?味方がいなかったって、谷家くんは、どうしてたの?」